ThinkPad Edge E430 実機レビュー 7万円台なのにi7-3612QM搭載のリーズナブルなノート

レノボのノートPC、ThinkPad Edge E430の実機レビューです。

このThinkPad Edge E430は、Edgeシリーズの定番ラインナップのひとつで、14インチの液晶にIvyBridgeなどを搭載する2012年の新製品。

記事に掲載しているモデルはEdgeの中でもCore i7-3612QMや8GBのメモリを搭載する高性能なモデルで、SSDこそ搭載していませんが、HDDのキャッシュとして利用できるマイクロHDD(16GB)を搭載します。

今回は、そんな Edge E430の詳細に触れてみました。





ミッドナイトブラックのThinkPad Edge E430

ThinkPad Edge E430には、14インチのHD液晶(1366 x 768)が搭載されています。
今回のモデルにはノングレア(非光沢)の液晶が使われていますが、オプションで光沢液晶も用意されています。

液晶の解像度は1366 x 768のみ。ちなみに、15.6インチのE530では1600 x 900の解像度も用意されるみたいですが、今のところ(2012年7月28日現在)は1366 x 768のみです。




液晶画面は45度程度までしか開きません。(おおよその数字です)
ここは他のThinkPadとは構造が違います。







前面右


背面

左側面:セキュリティスロット、VGAポート、HDMI出力ポート

右側面:ヘッドフォン出力・マイク入力のコンボポート、Powered USB 2.0、光学ドライブ、LAN(RJ45)ポート、ACコネクター

前面:メディアカードスロット

背面:なにもなし

インターフェースの内容は比較的充実しています。といってもこのサイズのノートPCでは普通ですが、USB3.0が3基、Powered USB 2.0が1基とUSB端子の数が充実しており、結構便利です。

ちなみに、左側面のインターフェースの種類を示すマークを見ていると、USB端子はUSB3.0が2基とUSB2.0が1基のように思えるのですが、公式サイトの仕様表ではUSB3.0が3基となっているため、ここでは3基と記載しています。




Edge E430のキーボード。
先日登場したX230やその他のThinkPadにもアイソレーションタイプのキーボードが採用されましたが、見ている限りではこのE430のキーボードと全く同じです。

私自身は、このキーボードはファンクションキーのある最上段のキーを除いてとても使いやすいと思います。(最上列のファンクションキーは、各キーを区分けするスペースなどが一切とられていないため、例えばF10を押そうとしてF9を押してしまったりという事がたまにあり・・ファンクションキーをそれほど使わないという方は気にならないと思います)

それ以外の部分は非常に使いやすく出来ています。




タッチパッドは下部のボタンがなくなり、一体型タッチパッドとなりました。以前のボタンが分離したタイプのタッチパッドの方が使いやすかったです。

ですが、14インチサイズだとマウスを使うユーザーも多いと思うので、あまり気にする必要は無いかもしれません。




Edge E430の底面の中身。
大抵のパーツに簡単にアクセスする事が出来、自分でカスタマイズをされたい方には便利な構造です。

特にメモリなどは公式サイトで追加するとかなり高くなってしまう事が多いため、私は自分で買ってきて追加する事が殆ど。ThinkPadはこういうところが便利に出来ています。



ThinkPad Edge E430 性能面を確認

記事に載せているEdge E430はCPUにCore i7-3612QM(2.1GHz~3.1GHz)、メモリ8GB、500GB HDD(7200rpm)、16GBのマイクロHDD(mSATAキャッシュドライブ)という内容のカスタマイズ後の価格は、2012年6月14日時点で¥84,210(税込)となります。

価格は基本7万円台後半、カスタマイズを行って8万円台半ば前後。現在Edgeはやや値下がりしているため、このモデルの価格や仕様とは若干異なる可能性がありますが、いずれにしても他のThinkPadに比べるとかなり安い価格設定だと思います。

価格差の理由として、XシリーズやTシリーズなどのようにセキュリティチップが載っていないなどの細かい違いがありますが、それらの機能が必要でない方も多いと思います。

堅牢製等はThinkPadならではのものですし操作性も良い事を考えると、コストパフォーマンスはかなり優れていると思います。



■プロセッサ 7.5
■メモリ 7.8
■グラフィックス 6.5
■ゲーム用グラフィックス 6.5
■プライマリ ハードディスク 5.9

プライマリ ハードディスクはHDD搭載なので、やや残念な数値。
ですがキャッシュ用のmSATAドライブを載せているので、数値よりも実際の速度は速いです。




MHFのベンチは、大体3000前後。
ゲームは少し厳しいですが、それほど負荷の高くないものなら遊べるのではないでしょうか。



ExpressCacheとは何

掲載のEdge E430にはキャッシュ用のmSATAドライブが搭載されています(カスタマイズで選択)。

HDDを利用しながら、mSATAドライブをデータのキャッシュ用ドライブとして利用する事で、HDD単独で運用するよりも高速なパフォーマンスを得る事が出来るというものなのですが、Edge E430ではそのような機能を利用するために「ExpressCache」というソフトウェアが利用されているようです。



ExpressCacheは製品購入時はインストールされておらず、上記写真の場所より自分でインストールする必要があるようです。

なお、このソフトウェアが上記の場所に無いという声もあるようですが、多分カスタマイズでmSATAドライブを選択した場合だけに提供されるのではないかと思います。




ExpressCacheのsetupファイルを起動すると、セットアップが始まるので表示にしたがってセットアップを進めていきます。

といっても簡単です。表示にしたがってセットアップの最後に再起動をすれば、mSATAドライブをキャッシュとして利用できる状態になっていると思います。



ExpressCacheをインストールした後、ディスクの速度を測ってみました。

かなり高速です。

ユーザーのマシンの使い方によって、少しずつどのファイルをキャッシュするのかを学習していく為、頻繁に使うアプリケーションほど高速になる傾向があります。(上記ベンチのスコアが一定しないのはそのせい。繰り返してベンチを測ると非常に高い数値が出ます)

早いのはキャッシュされたファイルの読み込みだけなので、スコアどおりの体感速度ではないのですが、HDD単独で利用するよりは早いです。

ちなみにこのような事をしなくてもSSDを載せれば高速化できますが、最近安くなってきたとはいえHDDに比べるとまだまだSSDは容量が少なく高いです。

mSATAドライブは安価ですし、高速化しながらHDDの容量も使えるという事で、コストを抑えたい方にはお勧めの構成です。(マイクロHDDという名称で提供されています)



先に述べた事の繰り返しになりますが、総合するとやはりコストパフォーマンスは抜群に良いです。

XシリーズやTシリーズなどとは違いがあるにせよ、他メーカーの同価格帯の製品と比べると、堅牢性と操作性のレベルはかなり高いと思います。

コストを抑えながらも、使い勝手に配慮されたノートPCが欲しいという方には良い製品です。


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