LuvBook X を簡単にレビュー 1kg以下の超軽量11.6インチUltraBookマウスコンピューターが2012年6月15日に販売を開始した、11.6インチのUltraBook「 LuvBook X 」のレビューです。 UltraBookというと、以前より薄く軽く速いモバイルノートと謳われていますが、 ですが今回掲載するマウスのUltraBook「 LuvBook X 」は、11.6型サイズで1kgを切る軽さを実現しています。 非常に軽量でありながら、耐久性も日常使いに耐える耐久性を維持しており、価格も120GBのSSDを載せながら下は8万円台からと比較的安価。 今回は、そんなLuvBook Xのレビューを簡単に掲載したいと思います。 製品ページ→ LuvBook Xの詳細情報
LuvBook X 外観をみる LuvBook Xを正面から。 解像度は液晶サイズの割には高め、液晶はやや青味がかった感じはしますが、使っていて特に支障を感じるような事はないです。ただ周りの風景の映り込みがきつく、屋外ではやや見辛いと思う事があるかもしれません。 ちなみに、写真では液晶ベゼルにヘアライン加工が施されていますが、実際に販売される製品ではこのような加工は無いそうです。
LuvBook Xのトップパネルの様子。 カーボンは自動車のボンネットなどにも使われる素材です。今回LuvBook Xのボディ全体を覆う形で使用されています。
左側面:ACコネクター、USB3.0ポート、Mini-Displayport、電源のインジケーターランプ 右側面:MicroSDカードリーダー、ヘッドフォン出力、USB2.0ポート 前面:なにもなし 背面:吸・排気口 インターフェースは必要最小限で、内容がやや変わっているように思います。 なぜかMicroSD用のカードリーダーが搭載されており、LANポートはありません。USB3.0ポートを備えている部分は○。 MicroSDカードはスマートフォンやタブレットで良く利用されるメモリーカードで、そちらのカードを良く使用される方には便利ですが、通常のSDカード等の利用が多い場合には変換する必要があります。 また、ネットへの接続に関しても無線を利用される方が多いと思うのですが、そうでない場合は変換アダプターを利用する必要が出てきます。 ユーザーの利用環境によっては、不便だと感じる場合もあるかもしれないインターフェースの内容だと思います。
キーボードはアイソレーション型。 キートップは完全にフラットに作られており、うち心地は良くも無く悪くもなくという感触。 なお、気になる部分としては・・ 電源ボタンがキーボードの右上に配置されています。LuvBook Xのように薄いUltraBookでは、他にも電源ボタンを右上に配置したモデルはありますが、この位置に電源ボタンがあると精神衛生上良くない気がします。 もちろん、電源ボタンを間違えて押す事を考慮し、軽く押しただけでは電源として動作しないようになっていますが、出来ればキーボード外に配置して欲しかったです。
タッチパッドは一体型。
底面にもトップパネルと同じ、カーボンが利用されています。
筐体サイズは幅298mm、奥行194mm、高さが5.5~17mm。 見た目にも非常に薄いです。
薄いだけでなく軽いです。 1kgをきる軽いUltraBookを発表したメーカーは他にもあるものの、まだ販売には至っていない事を考えると、このLuvBook Xは貴重なモデルではないかと思います。 薄くはあっても軽くはないUltraBookの登場が続く事に、うんざりしていた方も結構いるのではないかと思うので・・ LuvBook X 性能は・・ 今回掲載のLuvBook Xは、OSの種類やOfficeの有り無しを選択できるものの、カスタマイズは不可となっています。 また、新世代のIvyBridgeではなくSandyBridgeを搭載しており、個人的にはその部分が若干残念ではあります。 が、Core i5-2467Mや4GBメモリ、120GBのSSD等を搭載するなど、性能面では比較的パフォーマンスは良いと思われ、特にUltraBookの用途であれば十分な性能を持ち合わせていると言えるでしょう。
■プロセッサ 6.2 エクスペリエンス・インデックスのスコアは上記の通り。 実際の利用でも処理はかなり高速。これこそ、薄く軽く速いUltraBookだといえるのではないかと思います。 薄型である以上操作性が犠牲になっている部分は少なからずあります。また、筐体全体が光沢の素材に覆われている為、指紋が付くと結構目立つという欠点もあります。 ですが、9万円を切る価格でこの軽さ、性能を持つUltraBookは今の所、考える限りでは思いつきません。
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