HPの ENVY14-3000 SPECTRE をレビュー だが買うのは待ったほうが良いかもHPで販売中のUltrabook、ENVY14-3000 SPECTREの実機レビューです。 このモデルは14インチの液晶を搭載する高級路線のUltrabook。 トップパネルやタッチパッド等、ガラスで覆われたボディが特徴の製品で、とても高性能ですが価格も15万~(直販)と非常に高価なノートPCです。 今回はその製品の簡単なご紹介となりますが、タイトルにも記載の通り購入はよく検討してからの方が良いのではと思っています。
というのも先日、(5月9日/中国時間)上海でメディア向けのイベントとして「Global Influencer Summit 2012」が開催されましたが、ここでIvy Bridgeを搭載した新Ultrabook「HP ENVY SPECTRA XT Ultrabook PC」や、AMDのCPUを搭載した「HP ENVY 6」などが発表されています。 これらの製品は欧米で6月末より販売開始とされており、日本での発売時期は未定との事。 一体いつ出るのかはわからないのですが、個人的には価格的にも内容的にも現行のノートよりそちらのノートPCの方が魅力的です。 特にAMDのAPUを搭載した「HP ENVY 6」は、インテルCPUではないのでUltrabookとは呼べないのですが、筐体の薄さなどはインテルのUltrabookと似たような仕様となっており・・ この製品は649ユーロからと非常に安価。 日本ではいつ出るのか、そもそも発売されるのかどうかも現時点では分からない製品ですが、いずれ何らかの製品が日本にも投入されるのではと考えており、待てるのであれば現行のUltrabookよりも、より内容が向上し選択肢の多い中より選んで購入できるほうが良いと思います。 とはいえ、今回掲載しているENVY14-3000は特に外観を重視した製品であり、少々高くてもデザインが気に入ったから購入するという選択肢はあると思います。ですがそうでない場合は、新しい製品が出るまでは買い控えたほうが得策ではないかと考えています。 とりあえず今回は、簡単にENVY14-3000 SPECTREの内容に触れてみたいと思います。 液晶は14インチワイドHD+(1,600×900)光沢液晶。 解像度が高めな部分が良いと思います。
トップパネルには黒色のガラスを使用。 天板は当然光沢なので、指紋が目立つのが気になります。
左側面:Mini DisplayPort、HDMIポート、LANポート、USB3.0ポート、USB2.0ポート、オーディオ(ヘッドフォン、マイク)コンボポート、2in1メディアカードスロット 右側面:ミュート、アナログ・ボリュームダイヤル、Beats Audio起動ボタン、電源コネクター Ultrabookとしてはインターフェースは十分充実しています。 ミュートやBeats Audio起動ボタン、ボリュームダイヤル等は、このモデルならではのもの。音楽機能を充実させる事で他のUltrabookとの差別化を図っているように見えます。
キーボードは例に洩れず、英語キーボード。 英語キーボードを利用した事が無いという方は要注意です。
■プロセッサ 6.3 エクスペリエンスインデックスの値です。 今回は直販で販売しているモデルの構成で、CPUがCore i7-2677M(1.80GHz/TB時最大2.90GHz)、4GBメモリ、256GB SSD(128GB×2)、HDグラフィックス3000。 CPUはCore i7ですが電圧の低いタイプなので、スコアは6.3と思ったよりも高くはありません。といっても性能は良いですが、価格が¥159,810 (税込)~である事を考えるとかなり高価です。 ENVYはサポートが充実していたりと、他のモデルとは違った特典があったりするのですが、それは後に出てくるENVYシリーズの新製品も同じだと思います。 ちなみにこのENVY14、デザインが気に入ったという方だとあまり価格を気にせず購入される傾向にあるそうで・・ ENVY14のデザインが特別気に入ったというのであれば、パフォーマンスや各種の機能など使用感は決して悪くはない製品ですので良いと思います。 しかし、そうでなければ、もう少し様子を見たほうが良いのでは?というのが自分の意見です。(そういっている間に完売してしまう可能性もありますので、購入検討されている方はご注意下さい) 同じカテゴリの記事 |