HPの夏ノート dv7-6100をレビューHPが販売するコンシューマー向けのノートPC夏モデル、「 dv7-6100 」のデザインや性能、操作性などをレビューします。 このモデルは17.3型の液晶を搭載するdv7の夏の新製品で、 高性能であるにもかかわらずかなり抑えた価格で販売されている為、高性能なノートPCを求めるユーザーからも、コスト重視のノートPCをお探しのユーザーからも人気があります。 今回はそのような「dv7-6100」の特徴や感触などを、写真とともにご紹介したいと思います。 なお、細かい仕様などは公式サイトの情報を見たほうが早いので、そちらをご確認下さい。
dv7-6100 見た目は・・ dv7-6100のカラーはダークアンバー。 ディスプレイには、17.3インチワイドHD+(1,600×900)の光沢液晶が搭載されています。カスタマイズでフルHD&非光沢液晶を搭載することも可能です。
筐体の左側にはアナログRGB、HDMI、LAN、USB3.0×2、オーディオ入力、オーディオ出力を2ポート搭載。 そして右側にはUSB2.0×2、BDドライブ、ACコネクター、セキュリティロックケーブル用のスロットを搭載しています。 17.3インチのモデルとして、揃うものは揃っている感じの内容。オーディオ出力が2ポートあるのは、Beats Audio搭載の関係で音質に拘った作りになっているからだと思います。
前面にはBeats Audio対応のスピーカーを左右に、2in1メディアスロット等も搭載されています。
筐体の背面側、中心付近にはHPのロゴをプリント。
キーボードはアイソレートタイプ。 テンキー自体は4列で使いやすい配列になっているのですが、左側のエンターキーやシフトキーといった、通常のキーとの間に隙間や仕切りとなるものが設けられていない為、打ち間違いが起こりやすいです。 あと、今回のdv7には分離型のタッチパッドが搭載されています。 確か、春モデルの第2弾辺りから分離型のタッチパッドを搭載した個人向けノートPCが登場し始めました。 これまでHPは、個人向けノートPCには一体型のタッチパッドしか搭載しない事が多かったのですが、一体型タッチパッドは使いにくいものが多く・・・少なくとも、HPのノートPCに搭載された一体型タッチパッドは使い難かったです。 なので、今回のような変化は良い傾向だと思います。
dv7-6100の底面側。 底面端に、HP Triple Bass Reflex サブウーファーを搭載。
筐体内部のパーツの配置はこの通り。 dv7-6100は、カスタマイズで2ドライブ構成も可能です。 dv7-6100 性能は・・ 今回、記事に掲載しているdv7-6100の主な構成です。 ■ OS Windows 7 Professional 64bit版 今回のモデルで提供されている構成の中では、かなりハイスペックな内容のモデルです。 現時点での価格は約16万円。 一方で最小構成のモデルはなんと5万円台から販売されており、しかもCore i5や外部GPUを搭載するなど、悪くない内容。 高性能ノートを求めるユーザーにも、コスト重視のユーザーにも人気が高いそうで、その理由にも納得できる内容のシリーズだと思います。 次に、上に記載のdv7-6100のパフォーマンス内容です。
■プロセッサ 7.5 基本のスコアはグラフィックス、及びゲーム用グラフィックスの6.9という数値。 構成内容から考えると当然ですが、やはりスコアはかなり高めです。
3DMark06のスコアは「11815」と、3D性能もかなり高め。
BIOHAZARDのベンチマーク結果。 余程負荷の高いPCゲーム等でない限り、このモデルで十分なプレイが可能です。 dv7-6100 感想など 上のように、インターフェースの内容もパフォーマンスに関しても申しぶんない内容だと思います。 今回のモデルは色々カスタマイズをしているので16万前後の価格になりますが、最小構成では5万円台と非常に安価。 16万円前後の価格でこのような構成が組めるというのもかなりお買い得だと自分は思うのですが、それ程高性能なモデルを必要とされない方であれば、さほどカスタマイズをしなくても十分満足出来るノートPCが手に入ると思います。 ちなみに個人向けノートで最上級のENVY17(ENVY17-2100)ですが、dv7よりも上位のマシンの内容とは一体どのようなものなのかと考えてしまう方もおられるかもしれません。 もちろん最上級モデルというだけあり、ENVY17はストレージに300GB SSDのオプションが提供されていたり、グラフィックスの内容もdv7より上と、よりパフォーマンスの高い構成が組めるようになっています。 ただ、ブルーレイディスクドライブは再生のみであったり(dv7では記録も可)、全てがdv7より上というわけではありませんし、英語配列のキーボードしか用意されないなど、やや癖のある内容となっています。 そういった、拘りのあるモデルが欲しいというのであればともかく、自分的には万人に使いやすいバランスの良い高性能ノートPCは、dv7-6100だと思います。 高性能のdv7といっても、安価なモデルからハイスペックなモデルまで色々用意されていますので、とにかく大画面のノートPCが欲しいという方は、一度チェックされてみてはいかがでしょうか。 同じカテゴリの記事 |