Fusion APU、SSD搭載の11.6型ノート dm1-3000 の内容2011年3月7日より、日本HPが販売開始した「HP Pavilion dm1-3000」。 AMDの最新アーキテクチャである Fusion APU を搭載した11.6型のノートPCで、AMD E-350の他、2GBのメモリや128GBのSSDの他、標準的なインターフェースを一通り備えます。 特徴はバッテリー駆動時間が約10.75時間と非常に長い事、そして128GBのSSDを搭載しながらも、価格が79,800円と非常に安価な事などがあげられ、かなりコストパフォーマンスに優れた製品だといえるでしょう。 実際、これまでのdm1も構成・価格共にモバイルノートとしては中々魅力的な内容で、SSDを搭載した旧モデルのdm1などは非常に人気がありました。 今回の dm1-3000 においては、長時間駆動、低価格、高速といった特徴に加え、AMDのFusion APU を採用しているという、さらに人気を呼びそうな構成のモデルに仕上がっており、特にSSDを搭載した HP Directplus(直販)モデルは早々と完売してしまうのではないかと思います。 この dm1-3000 の構成や詳しい特徴はというと・・
HP Pavilion dm1-3000 (Directplusモデル)の構成 OS : Windows 7 Home Premium 64bit 上記のパフォーマンスSSDモデルで、¥79,800(税込)~。 カスタマイズはOSやオプションのDVDドライブ、サポート類のみで、その他の構成は固定。 そして量販店販売のオリジナルモデルですが、こちらはスタンダードモデルとスタンダード・オフィスモデルといった、2種のモデルが提供されています。 といってもオフィスが搭載されているか、いないかの違いだけで、その他の構成は全く同じです。 HP Pavilion dm1-3000 (スタンダードモデル(量販店))の構成 OS : Windows 7 Home Premium 64bit 上記の構成で、店頭予想価格は6万前後。 直販のDirectplusモデルとの違いは、SSDではなく 500GB のHDDが搭載されている事、外付け光学ドライブのオプションがないこと、メモリが標準で4GB搭載されている事などが上げられます。 SSDの代わりにHDDを搭載する事で、若干重量がアップし、駆動時間が短くなっていますが、それでも11.6型サイズのノートPCとしては優秀な内容です。 dm1シリーズは、元々長時間駆動が特徴のモデルではありますが、 このAMDのAPUとは、CPU機能とグラフィックス機能を一つのダイに統合した新しいプロセッサーで、価格が低いながらも高いグラフィックス能力を持ち、かつ省電力性能にも優れるという最新チップ。 春モデルではこのチップを搭載したモデルが多く、今回発売開始されたdm1-300は、日本HPの個人向けノートPCでは初の Fusion APU 搭載モデルとなります。 製品の外観に関しては、特に他のHPの個人向けノートPCと大きく変わる部分はありません。 ただ、ディスプレーのヒンジ部分が180度(本体と平行)まで開けるようになった事、キーピッチが従来モデルよりも若干広くなった事、タッチパッドがマルチタッチジェスチャーになるなどの変化が見られます。 タッチパッドに関しては、クリックボタンとパッド部分が一体となったクリックパッドを搭載しており、コスト的な理由はあるにせよ、個人的にはこの部分の改良が欲しい所。 ですがグラフィックス性能など、パフォーマンスに関しては期待出来るでしょう。 特にSSD搭載モデルに関しては、グラフィックスだけでなくアプリケーションの起動や終了など、通常時のパフォーマンスにおいても高速な動作が見込めるのではないかと思います。 ですので私的には、やはりSSDを搭載した dm1-3000 がおすすめです。 同じカテゴリの記事 |