ThinkPad SL510 レビュー 充実構成なのに超低価格なノートPCThinkPad SL510 のレビューです。 SLシリーズというと、かなり前から存在している14~15.6型のノートPCで、無線LANや光学ドライブ他、機能は充実しながらも4万円台という価格を実現する、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。 以前と比べると、構成内容は多少変わってしまったものの、 今回掲載するSL510は、現在ではもう購入することの出来ない構成のモデルですので、現在販売されているモデルとはパフォーマンスなどの面で若干異なるのですが、外観や使用感など参考になる部分もあるかと思います。 SLは使いやすく、程々の性能で安価なノートPCをお探しの方にお勧めのモデル。
ThinkPad SL510 外観写真とインターフェースの内容など SL510の天板は他のThinkpadシリーズと同じようなデザイン・素材に見えますが、他のシリーズに比べると、やや艶のある質感の天板を採用しています。 とはいっても、光沢ではありません。
SL510の左側にはVGA、eSATAとUSBのコンボ、LAN、HDMI、マイク入力、ヘッドフォン出力、Expressカード・スロットを搭載、前面にはインジケーターランプ以外には特に何もなし。 右側には無線LANのスイッチに7in1メディアカードリーダー、USB2.0×2、光学ドライブ、電源コネクタを配置。 背面左側には、USB2.0、セキュリティロックスロット。
SL510のキーボード。 左右のベゼルに、音量やミュートボタン、ThinkVantageボタン、インジケーターランプ、、 特に操作しにくいということもない、使いやすいキーボードです。 出た当初は、これまでの7段配列キーボードとの違いに、色々と厳しい意見もあったようですが、現在ではこれはこういうもの、として定着したように思います。 (どちらが使いやすいかと比較して考えた場合、自分の場合はやはり7段配列ですが)
写真は非光沢に見えますが、SLシリーズは光沢液晶です。 SL510には、15.6型HD(1,366×768)液晶を搭載。 ThinkPad SL510 の構成 次にSL510の構成です。 OS Windows 7 Professional 32bit 現在は上記の構成のモデルは存在せず、SL510、SL410共にプロセッサにCeleron T3300(デュアルコア)を搭載したモデルのみとなります。 ですので、パフォーマンスなどは多少違ってくるのですが、Core 2 Duo P8700搭載モデルとCeleron T3300搭載モデルとでは価格も異なりますので、どちらがどうという事はないと思います。 ちなみに、Celeron T3300はデュアルコアですので、 現在の4万円台という価格と内容はネットブック並。 ThinkPad SL510 の性能 次に、今回掲載しているSL510(上に記載の構成)のパフォーマンスをみてみます。 プロセッサ 5.4 SL510のエクスペリエンス・インデックススコアです。 このモデルはチップセット搭載のグラフィックスを利用しています。 低性能ではないけれど、前世代の・・いや、前々世代(Sandy Bridgeが発表されたので)の Core iシリーズと比較してしまうので、どうしてもそう感じるのですが、
3DMark score = 1014 3DMark06のスコア。 まあでも大抵の日常的な作業は楽に行えるパフォーマンスです。 ThinkPad SL510 のまとめ ここまで掲載したのは、以前販売していたSL510ですが、構成以外の部分は同じです。 操作感に関しては、7段配列のキーボードを採用したThinkpadとはやはり異なりますが、 パフォーマンスに関しては、現在のCeleron T3300だと作業内容によっては動作が鈍くなる事もあるかもしれませんので、用途的にはサブノートという位置づけのモデルかと思います。 ただ、普通にネットやメール、音楽を聴いたりDVDを観たりする分には全く問題はなく、 特に魅力なのは価格で、現在SL510の最小構成価格は¥47,880、 レノボが発行しているウェブ専用のクーポンなどを利用すれば、更にコストを抑える事ができます。 そこそこの性能と一通りの機能を持ったノートを探しており、 SLに似たモデルで、新しいCore iプロセッサ搭載マシンの方が良いという方には、 同じカテゴリの記事 |