ThinkPad T440p 実機レビュー 携帯性よりも性能重視ならこのノート

4月.17, 2014

ThinkPad T440pは、Haswellを搭載する14型のノート。
Tシリーズで14インチのノートというと、T440sというモデルが存在しますが、T440sが薄く軽いノートPCであるのに対し、T440pは携帯性よりも性能面を重視した製品です。

脱着の可能な光学ドライブを搭載するなど、機能も充実しており、メインで使うPCとしては最適なマシンだといえるでしょう。

というわけで今回は、ThinkPad T440pの使い勝手や性能についてレビューしたいと思います。

製品をお探しの方は→ThinkPad T440p の仕様・価格詳細はこちら







ThinkPad T440p 外観詳細

仕様によると、ThinkPad T440pの筐体サイズは335m x 229.1mm x 27.9~32.9mmで、重さは6セルバッテリー搭載時で約2.14kg。

T440sなどと比べると厚みも重さもありますが、光学ドライブを搭載する高性能な14インチノートにしては、重さはそれ程でもないようです。

といっても、持ち歩きには適さないと思います。





トップパネルはThinkPadおなじみのデザイン



液晶には、14インチワイド フルHD(1920×1080)のノングレアIPSパネルを搭載。
T440pの液晶はHD、HD+、フルHDの3種類のパネルから選択する事ができます。3種とも、ノングレア(非光沢)です。

なお、今回のフルHD液晶はIPS方式のパネルですが、その他のパネルがIPSであるかは不明。少なくとも、仕様に「IPS」の記載はありません。






IPSパネルなので広視野角 見やすいです





左側


右側


背面

左側面:VGA端子、ヘッドフォン出力&マイク入力、mini Displayポート、USB3.0 x 2、4 in 1メディアカードリーダー

右側面:スマートカードリーダー、DVDスーパーマルチ・ドライブ、Powered USB 2.0、USB2.0、セキュリティスロット

背面:LANポート、ACコネクター

前面:なし

映像出力、LAN、USBは計4基搭載するなど必要な端子はすべて揃っていると思われる内容ですが、HDMI端子は搭載されていません。

これは、ビジネス向けのモデルだからでしょう。HDMIはどちらかと言うとコンシューマー向けのモデルに搭載される事の多い端子です。

その他、オプションとなりますがスマートカードリーダーや指紋センサーを搭載可能、DVDスーパーマルチ・ドライブは脱着式のドライブが搭載されています。





ディスプレイは完全に開ききる事が可能

キーボードはテンキー非搭載。
テンキーが必要な方は、15.6型のT540pをご選択ください。

配列に特に変わったところはなく、キーの幅もストロークも十分にあってとても打ちやすいキーボードです。




5ボタントラックパッドを搭載。
5つのボタンを搭載したタッチパッドです。

私的にはこのトラックパッドの使用感はあまり好みではないのですが(ボタン類が使い難い)、見た目はすっきりとして見えます。

私自身は、T440pのようなサイズのマシンではマウスを使うので少々使い難くても問題ありません。




キーボードバックライトはオプションです。




拡張性は結構高い

T440pはマシン底面のカバーを開き、HDDなどのパーツに容易に触れる事ができます。


写真中央よりやや上の位置にドッキングコネクターが見えます

底面カバ―を開くと見えるのは、無線LANモジュール、内蔵電池、メモリ、HDDなどのパーツ。パーツの換装等の作業は簡単に行えそうです。

写真は小さくてわかりにくいですが、無線LANスロットの隣にはM.2規格のスロットが搭載されています。構成によっては、キャッシュ用のSSDをM.2スロットに搭載できるようです。




先ほど、脱着式の光学ドライブを搭載・・と書きましたが、光学ドライブを取り外すには底面カバーの下にあるネジを緩める必要があります。

メモリのすぐ傍にあるネジを緩めます。
T430などでは、底面にあるロックをスライドさせるだけでドライブを取り外せた記憶がありますが、T440pは筺体がやや薄型になったためなのか、以前に比べると光学ドライブの取外しがやや面倒です。

といっても、それ程頻繁に取り外す事はないのかもしれません。




光学ドライブ取り外し

取り外した後のスロットには、標準付属のウエイトセイバーを装着する事ができます。
例えばT440pを持ち運ぶ場合などに、光学ドライブをウエイトセイバーに付け替える事で若干の軽量化が可能です。

専用のHDDベイアダプターを利用すれば、セカンドHDDなどを搭載する事もできます。
専用のHDDベイアダプターは、T440p購入時のカスタマイズで提供されている周辺機器選択の画面で追加するか、周辺機器カテゴリで購入する事が可能です。





ウエイトセイバー装着

ウエイトセイバーを装着した後の重量は、実測で1930g。
軽いとは言えませんが、頻繁にではないのなら持ち運べない事もない重さです。

なお、重さは構成によってやや上下します。




Geforce GT730M搭載モデルの実際のパフォーマンスは・・

構成と実際の性能について。
掲載しているT440pの主な構成は、Windows 8 Pro、Core i7-4800MQ、Geforce GT 730M、8GBメモリ、256GB SSDという内容です。

標準電圧タイプのCPUや、ディスクリートGPUを搭載するなど、ビジネスタイプのノートとしては比較的高性能な内容です。メモリは最大で16GBまで搭載できます。




Speccyの内容

なお、T440sではバッテリーを2基搭載していますが、T440pに搭載されるバッテリーは1基のみ。

T440sは携帯向けであり、バッテリ交換の利便性等を重視しているためにそのような仕様となっていますが、T440pが1基のみであるのは携帯向けのモデルではないからという理由が大きいでしょう。




エクスぺリエンスインデックス

■プロセッサ 7.8
■メモリ 7.8
■グラフィックス 5.1
■ゲーム用グラフィックス 6.6
■プライマリ ハードディスク 8.1




SSDはSumsung製。
スコアは高いです。といっても、最近の高速なSSDにしてはそこそこという数値ですが、体感は非常に高速。




MHF 大討伐(1920×1080)


BIOHAZARD 6(1920×1080)

ディスクリートGPUが搭載されていると言っても、負荷の高いゲームが快適にできるほどのパワーはありません。

それ程高負荷な内容のゲームでなければ、解像度を下げれば快適にプレイ出来るだろうという位の性能です。(ゲームをしようと言う人は少ないと思いますが、参考として)

ただ、ディスクリートGPUを搭載すると内蔵GPUの構成よりは確実に性能は上がりますので、動画の編集のような作業を頻繁に行われるというのであれば、ディスクリートGPUを選択する価値はあります。

軽い作業がメインというのならば、Core i3で内蔵GPUなどの構成でも十分です。
T440pは最近多い超低電圧版のCPUではなく、標準電圧版のCPUを搭載しているため、下位のCPUでも性能はそこそこ高めだと思います。




ThinkPad T440pのレビューは以上です。
自宅での仕事に利用するノートをお探しの方、またノートPCを持ち歩く事があまりないという方にお勧めのモデルです。

基本性能が高く、構成によっては2ドライブ構成にもできるなど、性能や機能性重視の方に適しています。液晶を複数から選択できる所も良いです。

なお、T440pにはテンキーは搭載されませんので、テンキー搭載を希望の方は15.6型のT540pをお勧めいたします。






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