ThinkPad T420s の実機レビュー 高性能・高機能・軽量な14型の人気ノート

10月.05, 2011

ThinkPadの定番シリーズ「ThinkPad T420s 」の実機レビューです。

ThinkPad T420sは14インチワイドHD+(1,600×900/LED)の液晶を搭載する、モバイル向けの軽量ノートPC。

発売されてから数ヶ月が過ぎているので今更という感じもしますが、今回の記事ではT420sの特徴や性能、使用感などをレビューしたいと思います。

公式サイトの情報は →ThinkPad T420s の詳細





ThinkPad T420s デザインやインターフェースなど

T420sは今年の春に発売となった、インテルの第2世代Core iプロセッサ採用ノート。

最新製品ですが、筺体やインターフェースの内容は旧モデルのT410sと比べてそれ程変化していません。

内容的には面白みが無いかもしれませんが、使い易い旧モデルの仕様をそのまま継承しているという部分は、使い慣れたユーザーにはかえって嬉しい事なのかもしれません。

重さも14型液晶&光学ドライブを搭載しながら、約1.8kgと殆ど変わっていません。(前が約1.79kgだったので少し重くなっています。)

以下、インターフェースの内容です。







背面


左側面:USB2.0、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボ、4in1メディアカードリーダー

右側面:無線機能のオンオフ、DVDスーパーマルチドライブ、セキュリティスロット

前面:なし

背面:ACコネクター、LAN、USB3.0、Powered USB、ディスプレイポート、VGAポート

背面に多数のポートを配置しています。

旧モデルとの違いは、インターフェースの内容にUSB3.0が追加され、その代わりにeSATAとUSB2.0のコンボポートがなくなった事など。

とりあえず必要なものは全て揃えているという感じの内容で、そういった部分で困る事はないでしょう。

DVDスーパーマルチドライブは着脱式のドライブを採用しているので、必要のない時には付属のウェイトセイバーと置き換えてマシンをより軽量化することが可能です。



着脱式のドライブ。
底面のロックを外し、リリースラッチをスライドさせるだけで簡単に取り出せます。



キーボードもタッチパッドも旧モデルのT410sと同じ。
左上には音量やミュート機能のボタン、その隣にはThinkVantageボタンを搭載しています。

特定のキー(DeleteやEsc)が大きめに設計されており、とても使いやすいスクエアキーボードです。



バッテリーは標準6セルで駆動時間は約4.9時間。
公称値ですので、実際はもっと短くなると思います。

T420sを購入する方は殆どが携帯目的でしょうから、もう少し余裕が欲しい所。

オプションとして容量の大きなバッテリーや、バッテリー充電量のバッテリーチャージャーなども販売されていますが、それらを持つとなると携帯性がやや損なわれてしまうのが欠点です。



T420s 構成と性能

構成と性能をチェックします。

掲載のT420sの構成は、プロセッサにCore i5-2520M(2.5GHz)、メモリは4GB、グラフィックスは内蔵のHDグラフィックス3000を利用。

ストレージには160GBのSSDを搭載するなど、最大構成ではないものの比較的性能の高い構成となっています。

プロセッサにはCore i7-2620M(2.70GHz)も用意されていますが、Core i5-2520は比較的性能が良いので、どうしてもCore i7を選択したいというのでなければ、Core i5辺りがコストパフォーマンス的には良いと思います。

あとSSDのオプションはかなり高めではありますが、SSDを搭載するとパフォーマンスが飛躍的に上がりますので、予算に余裕があれば是非とも選びたい所。

その他、このモデルではNVIDIA NVS 4200M Optimus グラフィックスを選択する事が出来るようになっていますが、掲載のモデルには選択していません。

NVIDIA NVS 4200M Optimus グラフィックス はそれ程性能の高いGPUではありませんが、内蔵のHDグラフィックス3000よりは当然高性能ですし、このGPUを搭載する事でOptimus機能(GPUの切り替え機能)が使えるようになりますので、必要であれば搭載すると良いと思います。価格的にそれ程高くはありません。



上記構成のT420sの性能は・・

パフォーマンスはかなり高め。

プロセッサのスコアは7.1、プライマリハードディスクのスコアもSSDのおかげで6.7とかなり高めです。

グラフィックスの性能も内蔵GPU利用ではありますが、CPU自体の性能が高いため、あわせて内蔵GPUの性能も高め。

ちょっと重めのソフトウェアでも快適に動かせると思います。



SSDなので、ディスク性能はかなり高め。

T420sをはじめとするThinkPadには、Lenovo EE2.0というマシンの起動を高速化するテクノロジーが搭載されていますが、そのマシンにSSDを搭載すると起動速度が更に向上します。

ですのでスコア以上に、実際のマシン起動やアプリケーションの処理速度は高速です。



さすがに3Dゲームが出来るほどの性能は持ち合わせていませんが、負荷の高くない簡単なゲームであればプレイできると思います。

内蔵GPUでこれだけのスコアがでるというのは、インテルの第2世代Core i内蔵のGPU性能の高さをうかがわせます。



ピークシフト機能

ThinkPadであれば搭載されているであろう「省電力マネージャー」には、ピークシフト機能が搭載されています。(バージョンによっては搭載されていません)

簡単に説明すると、ピークシフト機能とは特定の時間帯のみマシンをバッテリー駆動させる事で、その時間帯の電力の消費を抑えることができるという機能。

1日のうち電力消費がピークになる時間帯にあわせ、規模の大きな企業などでそういった機能を使えば、ピーク時間の電力消費を大幅に減らす事ができます。



一度スケジューリングしておけば、設定した時間になると自動でバッテリーに切り替わり、設定した時間が終了すると自動的に電源より電力の供給が開始されます。

今は前ほど節電が叫ばれてはいませんが、節電の為だけでなく、このような機能を利用してバッテリーの電力を定期的に放電する事で、バッテリーの劣化を防ぐ効果もあります。

ピークシフト機能を搭載した「省電力マネージャー」をお使いの方で興味お持ちの方は、一度利用して見ると良いかもしれません。



ThinkPad T420s まとめ

T420sはThinkPadの中では高性能・高機能な部類に当たるノートPC。

特にこのs付きのモデルは、性能の高いTシリーズを携帯可能なほどに軽量化したという事で、価格はやや高めであるにもかかわらず人気があります。

どうしても低価格なモデルが欲しいという方には向きませんが、仕事で使うメインPCや、安心して使えるしっかりとしたマシンが欲しいという方には最適です。

ThinkPadの優れた堅牢性やセキュリティ性能、操作性などを全て持ち合わせており、長く使っていける製品だと思います。


そのような製品ですので、コストを抑えようとするよりもある程度スペック高めの納得できる内容で購入したいところ。(低コストの製品を求めるのであれば、Edgeシリーズなどコストパフォーマンスに優れたシリーズがあります)

高性能を求める方はCore i7もいいですが、私的には性能と価格のバランスを考えるとCore i5辺りが良いと思います。

あと上でも述べましたが、予算に余裕があり、120GB、160GBという容量に不満が無ければ、SSDの搭載はかなりおすすめ。

他のスペックが低くても、SSDを搭載するだけで大幅にパフォーマンスが上がります。


なお、価格が高めといっても割引率の高いクーポンなどを利用すればかなり値引きとなります。

とてもよい製品ですが安い買い物ではないので、
そういったクーポン登場時に購入されるのがお得です。


ThinkPad T420s の詳細
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