HP Pavilion dm1-4200 実機レビュー 3万円台のPCの実態は・・

9月.13, 2012

HPの11.6インチのノート、HP Pavilion dm1-4200の実機レビューです。

タイトルにも書いたとおり、今回のモデルはなんと直販で3万円台という価格で販売されているモバイル向けのノートです。

性能はライトな用途向けですが、CPUにはAMDのE1-1200、メモリは4GB(※)、640GBのHDDを搭載するなど、価格を考えると中々魅力のある構成です。 ※台数限定でなんと現在標準8GBメモリ。限定なので終了している可能性あり。

今回は製品の基本的な情報に加え、この3万円台のノートPCの使い勝手がどのようなものなのかという事について色々と触れてみました。

製品をお探しの方はこちら: HP Pavilion dm1-4200icon





dm1-4200 デザインやインターフェースをチェック

トップパネルはマットな質感の素材を使用。樹脂っぽい、サラサラとした感じのパネルです。

公式サイトによると、表面の柄のプリントには「HP ソフトタッチ・インプリント」という技術がつかわれているよう。




マシンのサイズは292×216×20.5~34.5mm(幅×奥行き×高さ)。
重量は約1.53kgと、まあ携帯できない事はない重さです。

液晶は、11.6インチワイドHD(1366×768)の光沢液晶。
私的にはこのくらいの高めの解像度が使いやすくて良いです。

光沢ですが、映り込みはややソフトな感じ。




側面の端子の内容は・・




前面

左側面:ACコネクター、セキュリティスロット、排気口、HDMIポート、USB3.0ポート

右側面:メディアスロットカードスロット、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、USB2.0ポート×2、VGAポート、LANポート(RJ45)

前面:Beats Audio対応の ステレオスピーカー

背面:なにもなし

ポートの種類や内容は標準的ですが、USB3.0ポートが1基しかありません。

ただ、dm1シリーズのインテルモデルであるdm1-4100にはUSB3.0が搭載されていません(SandyBridgeでUSB3.0が標準で提供されないため、USB3.0を実装するとなると若干コストがかかる。価格を抑えるためにUSB3.0は搭載されていない)。

それを思うと、AMDモデルの方が若干内容が良いと考える事もできます。
いずれにせよ、普通に使っていて不足していると感じるような事はないでしょう。


なお、このモデルはBeats Audioに対応した ステレオスピーカーを搭載しており、音源をある程度カスタマイズする事が出来るようになっています。、


Beats Audioの設定

小さなノートPCのステレオスピーカーなので、音には余り期待できませんが、Beats Audioをオンにしていれば聴くに耐えないという事はありません。(デフォルトでオンになっています)




キーボードはアイソレーション型。
見た目安っぽい感じのキーですが、キーストロークの深さが約1.8mmと浅くは無く、使いやすいとまではいかなくとも打ち心地は悪くないです。

配列も、右下のカーソルキーの一部サイズが小さい事を除けば特に気になる部分はありません。




タッチパッドはボタン分離型。
製品価格の割りに、ここは良く出来ていると思います。

ボタン分離型であるだけでなく、ボタンがギリギリ端の方に配置されているため非常に押しやすいです。コンパクトなサイズのノートはタッチパッドやキーボードが駄目なものが多いですが、dm1-4200に関してはその心配はいらないようです。




底面はパネル全体を外す事ができます。
中身は写真の通り。HDDやメモリなどにも簡単に触れる事ができ、買った後に換装等を行いたいと思った場合にも安心。

このモデルにはHDDを搭載した構成しか提供されていないので、購入後、SSDに換装するのもよさそうです。今は、容量の少ないSSDであればかなり安価に購入できます。

ただし、自分でそのような行為を行うとサポートが受けられなくなる場合があるので注意が必要です。



dm1-4200 気になる性能は・・

掲載モデルの主な構成は AMD E1-1200(1.40GHz)、メモリ4GB、640GB HDD(5400rpm)、そしてCPU内蔵のRadeon HD 7310グラフィックスとなります。

E1-1200というAMDのAPUは、従来のE-300やE-450の新モデルとなるプロセッサ。ですが性能面ではそれほど変わっておらず、グラフィック性能が若干向上した部分が大きな特徴だといえます。

ただ、さすがに3万円台と安価なだけあって、負荷の高い作業には向きません。あくまでも簡単な用途への利用に限られると思います。

簡単な作業といっても、ネットやメール、動画閲覧、文書を扱う作業等においては快適に行えます。昔のPCと違い、最近はパフォーマンスのベースが向上していますので、低スペックなモデルであってもそれなりに使えると思います。

なお、このモデルにはやや価格の高いモデル(5万円台)も提供されています。今回のdm1-4200とそのモデルとの違いはオフィスや外付けDVDドライブの付属の有無で、性能にかかわる部分については全く同じです。




エクスぺリエンスインデックス

■プロセッサ 3.6
■メモリ 5.4
■グラフィックス 4.2
■ゲーム用グラフィックス 5.7
■プライマリ ハードディスク 5.9

少し前の世代の、ややスペック低めのノートPCのようなスコアです。(といっても、3万円台という価格でそのような性能のモデルが手に入る事はありませんでしたが)

APUの特徴がそのまま出ており、CPUの性能に比べるとグラフィック関係の性能は高めです。




HDDの速度はちょっと遅めです。
実際の利用では、作業によってはそれなりにサクサクと動くものの、マシンやアプリの起動などはやや遅いと感じます。(最近の早いマシンに慣れているせいもあるでしょう)

色々触ってみた感じでは、CPU云々よりもHDDの遅さがマシン全体の体感速度に影響を与えているような気がします。ストレージをSSDに換えるだけで、かなりパフォーマンスが改善されそうです。




グラフィック性能は、あくまでも軽い負荷のゲームのプレイが何とかできるくらい。
(ゲームをされる方はいないと思いますが、一応その位の性能はあるという目安です)


性能は思ったほど悪くはありませんが、ところどころで動作が遅くなるのが気になります。

HDDをSSDに換える事が出来れば改善されると思うのですが、今のところdm1-4200にはSSDは提供されていないため、SSDを搭載するには自分で換装等を行うしかなさそうです。

ただ遅いといっても、少し前のPCではこのくらいが普通だったので、そのパフォーマンスが平気であるのならば問題はないでしょう。最近のSSDを搭載しているようなPCに慣れている方には、少し厳しいものがあるかもしれません。私なら、容量少な目の安いSSDに換装して利用します。

個人的にはこの製品はセカンドマシンや、携帯用のマシンとしてはうってつけだと思います。性能は一部気になるところがあるものの、バッテリー駆動時間が長く(benchで測定して約7時間半ほど)コンパクトでそこそこ軽いので携帯もしやすいです。

価格を考えると、コストパフォーマンスは十分に良いといえます。

ちなみにこのdm1シリーズにはインテルの Core i3-2367Mを搭載したdm1-4100iconも提供されています。AMDよりもインテルが良いという方は、そちらを選択されると良いでしょう。ただし、価格はAMDのモデルよりも若干高めです。

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